書誌事項
- タイトル別名
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- EVALUATION OF THE UPSTREAM WATER LEVEL OF THE FLOW OVER WEIRS WITH RECTANGULAR LONGITUDINAL CROSS-SECTION
抄録
<p> 堰を有する河川の治水計画の基本となる水面形計算では堰直上流の水位を可能な限り正確に見積もることが求められる.本研究では矩形幅厚堰について堰頂上の流れの状態と対応して流量係数を与えたGovinda Rao and Muranlidharの実験データの解析により越流水深h,限界水深hc,堰厚さLの間の関係をh/hc ~ hc/Lの関数関係として定式化すると共に,その結果をBazinおよび本間の実験データにより検証した.その結果,h/L ≤ 1.6に対応するhc/L ≤ 1.10の範囲では越流水深の実験値/計算値の比が1.0 ~ 1.1程度の値を示し越流水深を若干過小評価して危険側に見積もること,そして刃形堰の関係の成立範囲h/L ≥⁄ 1.6に対応するhc/L ≥ 1.10の範囲でこの比が0.9 ~ 1.0程度の値をとることなどを明らかにした.</p>
収録刊行物
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- 土木学会論文集B1(水工学)
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土木学会論文集B1(水工学) 77 (1), 54-58, 2021
公益社団法人 土木学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390006275935860352
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- NII論文ID
- 130008027924
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- ISSN
- 2185467X
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可