欧州,ドイツと日本におけるプラスチック製容器包装のリサイクル

  • 浅川 薫
    (公財) 日本容器包装リサイクル協会 プラスチック容器事業部

書誌事項

タイトル別名
  • Recycling Systems for Waste Plastic Containers and Packaging in Germany (EU) and Japan
  • オウシュウ,ドイツ ト ニホン ニ オケル プラスチックセイ ヨウキ ホウソウ ノ リサイクル

この論文をさがす

抄録

EPR (Extended Producer Responsibility) をわが国で最初に採りいれた個別法が容器包装リサイクル法 (1995 年公布) であり,プラスチック製容器包装廃棄物については,1999 年からスタートしている。その後 15 年を経て,累計約 796 万 ton (PET ボトルは別途,約 263 万 ton) の再商品化が実施され,当初の法制化目的である廃棄物の低減と最終処分場の延命化に大きく寄与した。法制化においては先行するドイツやフランスの法規を参考にしたと思われるが,ここでは欧州,主としてドイツにおけるプラスチック製容器包装リサイクルの歩みと現状を中心に概観し,わが国での取り組みと比較することで今後の方向性を考える上での一助としたい。

収録刊行物

被引用文献 (1)*注記

もっと見る

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ