スパイラル突起付き斜張橋ケーブルの空力特性に関する研究

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タイトル別名
  • Aerodynamic Characteristics of Stay-Cables with Spiral Protuberances

抄録

<p>12本の突起を螺旋状に設けたスパイラル突起付きケーブルでは,突起を有さない普通円柱ケーブルと比べ,大幅に低いレイノルズ数Re=1.3x104-2.3x104で抗力の急減(ドラッグクライシス)がみられる.本研究では,スパイラル突起付きケーブルの表面圧力を計測することで,突起の影響を受けたケーブル周囲の流れが如何にして抗力急減を引き起こすかを明らかにすることを目的とした.結果,カルマン渦放出の抑制が抗力の急減と密接に関連していることが示された.また,抗力が急減するRe域を超えても,抗力は一定にも関わらず,ケーブル周囲の流れは時間的・空間的に大きく変化することが明らかとなった.一方,流下方向に対しケーブルが偏角を有する場合,圧力変動が抑制され,ケーブル周囲の流れが2次元性をとり戻すことが示唆された.</p>

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390006895526333184
  • NII論文ID
    130008052696
  • DOI
    10.14887/jaweam.2021.0_125
  • 本文言語コード
    en
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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