Multi-Fidelity形状最適化手法の歩行者風環境CFDへの適用

書誌事項

タイトル別名
  • Multi-fidelity Shape Optimization method for CFD Simulations of Pedestrian-level Wind Environment

説明

<p>本研究では, RANS(low-fidelityモデル)とLES(high-fidelity)の相補的利用によって、市街地の風速増加への影響を最小化する建物形状最適化手法を提案するとともに、仮想的な街区の風環境問題に適用し、その有効性を検討した。風速増加率K>1.1で評価した場合、RANSとLESによる改善度合い(Incremental performance value: IPV)は非常によく一致した。一方、K>1.3で評価した場合、LESによるIPVがRANSによるそれよりも大きくなる。特に風向0°のときに差が大きい。これはRANSの場合、風上側キャビティおよび建物側面近傍で発生する高風速のピークがSRANSでは再現できていないことによる。しかしながら風向の変化に伴うIPVの変化はよく捉えられている。</p>

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390006895526356864
  • NII論文ID
    130008052805
  • DOI
    10.14887/jaweam.2021.0_95
  • 本文言語コード
    en
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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