平成30年台風21号における強風被害発生確率モデルの提案

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タイトル別名
  • Proposal of Strong Wind Damage Probability Model in Typhoon Jebi 2018

抄録

<p>本研究では,2018年に発生した台風21号における大阪府南部の強風被害分布に対し,最弱リンクモデルに基づくワイブル分布の適用を検討した。被災地域を直交格子状に分割し,分析を行った結果,住宅密度毎の最大風速二乗値による累積被害確率はワイブル分布に沿い,各ワイブルパラメータと住宅密度に関係性があることが分かった。また,この関係を用いた被害確率モデルは実際の累積被害確率によく一致することが示された。この検討においてワイブル分布に乗じたは,発災から航空調査までの期間が影響したものと思われ,そのほかのパラメータも含め,住宅密度との関係性について理論的説明を加え,より正確な被害確率モデルの構築を目指す。</p>

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390006895526363648
  • NII論文ID
    130008052781
  • DOI
    10.14887/jaweam.2021.0_139
  • 本文言語コード
    en
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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