植栽されたナルコユリを宿主とする日本新産種<i>Stromatinia rapulum</i>（キンカクキン科）

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タイトル別名
  • <i>Stromatinia rapulum</i> (Sclerotiniaceae, Helotiales) new to Japan, occurring from rhizomes of planted <i>Polygonatum falcatum</i> (Asparagaceae)
  • 植栽されたナルコユリを宿主とする日本新産種Stromatinia rapulum(キンカクキン科)
  • ショクサイサレタ ナルコユリ オ シュクシュ ト スル ニホン シン サンシュ Stromatinia rapulum(キンカクキンカ)

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説明

<p>北海道において，植栽されたナルコユリ（アマドコロ属）の根茎から発生した子嚢果について形態学的な検討を行った結果，Stromatinia rapulumと同定した．本種はヨーロッパではアマドコロ属を宿主とするが，日本では従来ツルドクダミが宿主とされ，日本産標本の菌と宿主の種同定には疑問の余地があった．本報告は，S. rapulumの日本で初めての確かな採集記録であり，新たにナルコユリチャワンタケという和名を提唱した．</p>

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