後足部過回内における歩行時の下肢協調性パターン

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タイトル別名
  • The Effects of an Over-pronated Foot on the Leg Coordination Pattern during Gait
  • アトアシブ カカイ ナイ ニ オケル ホコウジ ノ カシ キョウチョウセイ パターン

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説明

<p>〔目的〕本研究の目的は後足部過回内が歩行中の後足部回内外と下腿および大腿の内外旋の協調性パターンに与える影響を明らかにすることである.〔対象と方法〕対象は健常若年者32名とし,後足部過回内群と正常足群に分類した.10 m歩行計測を行い,関節角度データから後足部と下腿,大腿それぞれの間の協調性パターンを4つに分類し,その出現率を両群で比較した.〔結果〕荷重応答期において後足部過回内群では後足部回内・大腿内旋パターンの出現率が高く,後足部回外・下腿外旋パターンの出現率が低かった.〔結語〕後足部過回内変形は荷重応答期での下肢の協調性パターンを変化させ,足部より近位における障害の発生要因になる可能性が示唆された.</p>

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参考文献 (14)*注記

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