Development and Spread of “High-rack” Culture System for Cut Rose Production

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  • バラ切り花栽培技術 “ハイラック仕立て法” の開発と普及
  • バラ キリバナ サイバイ ギジュツ"ハイラック シタテ ホウ"ノ カイハツ ト フキュウ

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Abstract

<p>ハイラック仕立て法は1994年に特許が公開となり,全国に栽培技術の普及を図ってきた.従来の切り上げ仕立て法と比較すると,切り戻し剪定が不要で周年収穫が可能,長い切り花の収量が多いことに特徴が見られた.定植後の株養成期間および採花母枝の長さは,切り花本数に影響を及ぼすことが示された.樹体内における部位別光合成産物の動態について見ると,採花母枝頂部折り曲げ枝からは花茎へ,クラウン部折り曲げ枝からは地下部への転流率が高く,ハイラック仕立て法においてはソース機能が分担されていることで切り花本数が多くなったと考えられた.切り花本数は営利生産において重要な要素であり,国内産地の維持・発展のためにはさらなる栽培技術の改良が求められる.</p>

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