臨床倫理コンサルテーションの立ち上げから1年間の取り組み
書誌事項
- タイトル別名
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- Clinical ethics consultation for the first year
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抄録
<p> 当院では2016年8月から臨床倫理コンサルテーションの活動を開始した。今回,2017年8月までの13カ月の間に依頼のあった25件の対応をまとめた。依頼方法は電子カルテが52%,PHSまたは口頭のみの依頼44%であった。依頼者の業種は医師が68%,看護師が24%,医療ソーシャルワーカーが8%であった。初回の返答までの日数は,同日が76%,96%が3日以内に返答した。返答方法は,最終的に電子カルテに記載した症例が88%,カンファレンス記録が8%であった。36%の症例では検討に4分割表を使用し,20%の症例では病棟カンファレンスを開催した。最終的な助言を支持した倫理原則は,自律尊重原則40%,善行原則28%,無危害原則16%,公正・正義原則16%であった。立ち上げ時に意図した “できるだけ早く対応すること” は達成できていたが,“依頼がしやすいこと” はいまだ検討の余地があり,“できるだけ実効性のある助言や支援を行うこと” は今後の課題であると考えられた。</p>
収録刊行物
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- 臨床倫理
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臨床倫理 6 (0), 32-37, 2018
日本臨床倫理学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390007216692000640
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- NII論文ID
- 130008064484
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- ISSN
- 24350621
- 21876134
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可