下前腸骨棘による股関節外インピンジメントの1例

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タイトル別名
  • A case of extra-articular impingement caused by anterior inferior iliac spine

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説明

<p>症例は56歳男性.15歳時に下前腸骨棘剥離骨折を受傷し保存治療を行い,経過良好であった.55歳頃から右股関節痛が出現したため当院受診となった.右股関節前面に骨性隆起を触れ,圧痛と股関節可動域制限を認めた.画像所見で増大した下前腸骨棘を認め,股関節深屈曲で下前腸骨棘と大腿骨が衝突しており,股関節外インピンジメントと診断した.直視下に下前腸骨棘の切除を行い,良好な術後経過を得たため報告する.</p>

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