日本におけるComplement の源流について -初出文献の研究

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タイトル別名
  • On the Headstream of the Complement in Japan-Literature of First Appearance
  • ニホン ニ オケル Complement ノ ゲンリュウ ニ ツイテ : ショシュツ ブンケン ノ ケンキュウ

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抄録

Complement という文法用語は、現在では「補語」という訳語で「5文型」の「第2文型」と「第5文型」の述部の不完全性を補うのに必要とされるとされる。先行研究では、Complement が日本で初めて紹介されたのは、斎藤(1893)であるとされた。本稿では、日本の英文法書にみられる Complement の起源を Cox(1880)まで遡上し、その導入の背景と統語的な問題点について考察する。

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