赤外線画像を用いた白飛び領域の明示

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  • Clear Representation of an Overexposed Area by Using an Infrared Image
  • セキガイ センガゾウ オ モチイタ シロ トビ リョウイキ ノ メイジ

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抄録

本稿では,赤外線画像を併用した可視光画像における白飛び領域の明示手法を提案する.赤外線画像が持つ温度情報をクラスタリングに用いることで,類似する温度領域を同一物体とみなして物体の形状推定を行うことができる.推定した物体形状を基に赤外線画像のコントラストを調整後,物体のエッジを取得し,得られたエッジを可視光画像に付加することで白飛び領域を明示する.本手法と従来手法との比較を行った結果,本手法は複数枚の可視光画像を用いずに従来手法と同程度に白飛び領域の再現が行えることを確認した.

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