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- 石川 孝博
- 島根大学学術研究院農生命科学系
書誌事項
- タイトル別名
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- Progress of research on ascorbate biosynthesis in plants
- 植物のアスコルビン酸生合成研究の現状
- ショクブツ ノ アスコルビンサン セイゴウセイ ケンキュウ ノ ゲンジョウ
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説明
植物はアスコルビン酸を豊富に含んでおり、我々ヒトにとってビタミンCの重要な供給源である。近年、植物におけるアスコルビン酸の生合成は、GDP-D-マンノースからL-ガラクトースを代謝中間体とするD-マンノース/L-ガラクトース(D-Man/L-Gal)経路を主要経路としていることが明らかにされた。さらにD-Man/L-Gal経路構成酵素の中でもGDP-L-GalホスホリラーゼをコードするVTC2遺伝子の発現制御は、光に応答したアスコルビン酸生合成調節の鍵を握っていることが示された。またD-Man/L-Gal経路以外に、イチゴやトマト果実のような一部の限られた組織においては、D-ガラクツロン酸を代謝中間体とする経路がアスコルビン酸供給を担っている可能性も示唆されている。なぜ植物がアスコルビン酸を豊富に含むのか、その理由を解明するための基礎的知見が整ってきた。
収録刊行物
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- ビタミン
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ビタミン 94 (8), 438-442, 2020-08-25
公益社団法人 日本ビタミン学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390007750042196096
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- NII論文ID
- 130008080721
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- NII書誌ID
- AN00207833
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- ISSN
- 2424080X
- 0006386X
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- NDL書誌ID
- 030630353
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用可