極細径ファイバースコープ取得画像に対するノイズ除去の検討

書誌事項

タイトル別名
  • A Study on Denoising for Images Captured by Super Thin Fiber scope

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説明

ファイバースコープは胃カメラなどの先端にCCD カメラを装着した内視鏡とは異なり,撮影を体外で行うことから挿入部分の細径化が容易であり,医療現場における診断や手術支援に新たな可能性を拓くものとして期待されている.ファイバースコープに用いる光ファイバーは,コアと呼ばれる高屈折率の物質をクラッドと呼ばれる低屈折率の物質で覆い,コアを通る光がもれないように光学的絶縁を施したものである.光ファイバーを多数束ねることでファイバースコープは構成される.しかし,これを用いて取得した画像には,情報伝達に関与しないクラッドによる蜂の巣状のノイズが発生し,取得した画像の品質を著しく低下させることが知られている.本研究では,数千本程の限定された極細径ファイバースコープによる取得画像を診断・手術支援できるレベルまで画質改善することを目的とし,取得画像のノイズ除去方法について検討している.

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390007750042815488
  • NII論文ID
    130008081301
  • DOI
    10.11371/aiieej.43.0_4
  • ISSN
    24364398
    24364371
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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