ドローンによる視覚障碍者の誘導支援における深層学習を用いた画像 からの歩行位置推定に関する検討

DOI
  • 森下 健史
    早稲田大学理工学術院創造理工学研究科総合機械工学専攻
  • 長橋 宏
    日本女子大学 理学部 数物化学科
  • 大谷 淳
    早稲田大学理工学術院創造理工学研究科総合機械工学専攻

書誌事項

タイトル別名
  • A Study of Estimating the Position of a Walking Person from Drone Camera Images Using Deep Learning in Supporting the Guidance for a Visually Impaired Person

抄録

視覚障碍者が屋外で歩行するためには盲導犬が有効だが,十分な数の盲導犬が入手できない問題 がある.そこで筆者らは,盲導犬の役割を果たせるドローンの研究を行っている.このようなドローンには様々な 機能の実現が必要だが,本稿では盲導犬の役割の内の1つの道の端を歩くに着目し,ドローンから得られるカメラ 画像から視覚障碍者の位置推定と歩行領域の推定を行う.視覚障碍者の位置推定には一般物体検出手 Single Shot Multibox Detector を用いてカメラ画像内での2次元座標を得る.次にピンホールカメラモデルを用いて2次元座標 と3次元座標の変換を行うことで視覚障碍者の位置推定を行う.歩行領域推定には路面領域のセグメンテーション ンとエッジ検出・ハフ変換を組み合わせることで,道路内の縁石・白線の検出行った.縁石・白線推定と視覚障碍 者の位置推定の評価実験を行い,実験結果より提案手法の有用性の見通しを得た

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390007750045824128
  • NII論文ID
    130008081156
  • DOI
    10.11371/wiieej.19.03.0_57
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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