行動下発汗量計測可能なヘルメットデバイス開発と新たな熱中症罹患早期推定指標への適用可能性

  • 小須田 司
    公立諏訪東京理科大学工学・マネジメント研究科
  • 笹川 倖之介
    公立諏訪東京理科大学工学・マネジメント研究科
  • 皆内 佳奈子
    株式会社フジタ技術センター生産改革研究部先端システムグループ
  • 橋元 伸晃
    公立諏訪東京理科大学機械電気工学科

書誌事項

タイトル別名
  • Development of a Helmet Device Capable of Measuring Perspiration during Activity and the Possibility of New Index for the Early Detection of Heat Stroke
  • コウドウ カ ハッカンリョウ ケイソク カノウ ナ ヘルメットデバイス カイハツ ト アラタ ナ ネッチュウショウリカン ソウキ スイテイ シヒョウ エ ノ テキヨウ カノウセイ

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抄録

<p>炎天下での建設現場などで,熱中症予防には体内の水分量を維持することが必要であり,そのためには,全身発汗量を把握することが重要である。このため,本研究では建設現場で着用義務のあるヘルメットに着目し,各個人の行動下における発汗量計測機能を有するウェアラブルデバイスの開発を行い,それを用いて全身発汗量を推定できる可能性を示した。さらに,この計測で推定される全身発汗量は,熱中症罹患に有効な指標である深部体温上昇よりも,早い段階で熱中症罹患を推定できる指標として使用できる可能性があることを示すことができた。</p>

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参考文献 (5)*注記

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