溶媒の誘電率の時間変化を取り入れたイオン化分布の時間発展の試行的計算

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抄録

<p>パルスラジオリシスの高時間分解能化により、イオン化直後からのダイナミクスの直接観測が可能となってきた。これまで考慮していなかった溶媒の誘電率の時間変化を取り入れた反応ダイナミクスのシミュレーションを試行的に行い、イオン化初期分布(熱化分布)からの時間発展に溶媒の誘電率の時間変化がどう寄与するかに注目し、その分布の時間発展を調べた。特にジェミネートイオン対のクーロン相互作用が時間的に変化することで、分布形状が変化することが示唆された。</p>

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  • CRID
    1390007827784871936
  • NII論文ID
    130008085294
  • DOI
    10.50955/happyokai.1.0_60
  • ISSN
    24364487
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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