母体・胎児集中治療室(MFICU)入院中の切迫早産妊婦への看護 第2報

書誌事項

タイトル別名
  • Nursing for pregnant women with threatened premature labor in the Maternal Fetal Intensive Care Unit: second report
  • ─ Feelings about nursing care in the MFICU ─
  • ─MFICU入院中の切迫早産妊婦が抱く看護への思い─

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説明

本研究の目的はMFICU入院中の切迫早産妊婦が受けた看護に対してどのような思いを抱いているかを明らかにすることである。MFICUに切迫早産の診断にて入院している妊婦16名を対象に、看護場面の参加観察を行い、MFICU退床後に参加観察日に受けた看護をどのように感じたかのインタビューを実施した。データを質的帰納的に分析した結果、【説明の有無による自分と胎児の状態がわかる安心と不安】【状態の把握程度による安心と不安】【MFICUの生活への希望受け入れに対する嬉しさと不満】【振る舞いに左右される気持ち】【切迫早産が増悪する対応への不快感】【手際の良さから感じる信頼感】の6つのカテゴリーに集約された。妊婦は事前に説明があることや状態が把握されていることに安心感を抱き、生活に関して選択肢が示されることに嬉しさを感じていた。また、看護職者の振る舞いや手技により気持ちが左右されており、看護職者は安心できる振る舞いで接することや手技の習得の必要性が示唆された。

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