胃切除術11年後に胸膜転移再発した腹膜転移陽性胃癌の1例

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タイトル別名
  • Late Recurrence to the Pleura 11 Years after Gastrectomy with Resection of Synchronous Peritoneal Dissemination—A Report of a Case—
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抄録

<p>70歳,男性の3型進行胃癌に対し幽門側胃切除を施行.術中に認めた肝左葉被膜表面の1mm大の小結節を切除,組織学的には胃癌腹膜転移であった.術後11年目のCTで複数の結節性病変を右横隔膜上に認め,胸腔鏡下の生検により胃癌の再発による胸膜転移と診断した.胃癌腹膜転移切除後の晩期再発部位として,胸膜転移単独での再発は極めて稀である.再発経路も含め,若干の文献的考察を加え報告する.</p>

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