書誌事項
- タイトル別名
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- A STUDY ON THE EFFECTIVENESS OF THE INTRODUCTION OF AUTOMATIC MOORING DEVICES AT TSURUGA PORT
説明
<p> 我が国の港湾の中長期政策を示すPORT2030では,生産性向上等を目的として「次世代高規格ユニットロードターミナル」の形成が掲げられており,その取組の一つとして船舶の離着岸の迅速化・安全性向上等が期待される自動係留装置(以下,装置とする)の導入が示されている.一方,これまでに我が国の公共岸壁において装置の導入事例は無く,その導入効果や検討手法に関する報告もない.</p><p> そこで本研究では,高規格ユニットロードターミナルの整備を進めている敦賀港鞠山南地区を対象に,船体動揺シミュレーションにより装置の船体動揺抑制効果を検証し,係留索と比較して水平運動成分(Surge,Sway及びYaw)の動揺に対する抑制効果が高いことを確認した.また,岸壁稼働率及び風荷重に対する係留力を試算し,装置の所要基数を算出する一連の検討方法を提示した.</p>
収録刊行物
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- 土木学会論文集B3(海洋開発)
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土木学会論文集B3(海洋開発) 77 (2), I_631-I_636, 2021
公益社団法人 土木学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390008078423458176
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- NII論文ID
- 130008094193
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- ISSN
- 21854688
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可