我が国におけるタマネギ直播栽培の技術的課題と研究動向
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- 臼木 一英
- 農業・食品産業技術総合研究機構北海道農業研究センター大規模畑作研究領域
書誌事項
- タイトル別名
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- Technical Issues and Research Trends of Direct Sowing Cultivation of Onion in Japan
- ワガクニ ニ オケル タマネギ ジカマキ サイバイ ノ ギジュツテキ カダイ ト ケンキュウ ドウコウ
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抄録
<p>タマネギの移植栽培に比べて低コスト化が図れる直播栽培について,新たな研究成果や需給状況の変化がみられるが,国内ニーズに合わせた直播栽培の技術体系の確立には,まだ取り組むべき課題が多い.本報告では,適品種の選定と今後の品種・作期選択におけるICTの活用,播種粒数および苗立ち安定化,省力化ならびに他作物との作業競合の回避,雑草防除,水管理技術について概観した.さらに,残された上記以外の重要な事項に関しては,北海道における経営モデルの解析で扱われなかった残された課題として扱った.今後,農業において人手不足が一層深刻になることが想定され,移植栽培に比べて省力かつ低コスト化が図れる直播栽培について,技術体系の確立に向けた研究のさらなる進展が望まれる.</p>
収録刊行物
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- 園芸学研究
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園芸学研究 20 (3), 257-263, 2021
一般社団法人 園芸学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390008078424404736
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- NII論文ID
- 130008093961
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- NII書誌ID
- AA11608561
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- ISSN
- 18803571
- 13472658
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- NDL書誌ID
- 031620574
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- IRDB
- NDL
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可