ここちよい広場空間の創出に向けた、3Dモデルを活用したデザインシミュレーション

書誌事項

タイトル別名
  • Design simulation using 3D models to create a comfortable park space
  • Redevelopment of ohanamihiroba in Toyama canal kansui park
  • - 富山県富岩運河環水公園お花見広場の再整備 -

抄録

富山県富岩運河環水公園は、富岩運河の歴史資源を活用した公園整備が進められ、富山県のシンボルとして、県民をはじめ多くの観光者等に親しまれている。公園東側のサブエントランスとなるお花見広場は、サクラを主体とした樹木と芝生で構成された広場であるが、樹勢の衰えた樹木が多く、かつ休憩施設等がないため、景観性や快適性、利便性の向上を図り、ここちよい広場空間の創出のための再整備が求められた。再整備にあたっては、既存樹木や移植樹木、新規樹木の配置、それらを踏まえたエントランスや休憩施設等の配置や形状等について、多面的な視点で検討する必要があった。このため、ドローンによる写真撮影(空撮)や3Dモデリングデータを活用し、樹木や休憩施設等の配置や公園内外からの広場の見え方をわかりやすく表現し、その内容について関係者と協議、調整を図った。本稿では、再整備に向けて実施した3Dモデルを活用したデザインシミュレーションの内容について報告する。

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