書誌事項
- タイトル別名
-
- Appropriate information provision about COVID-19 and SARS-CoV-2 vaccine improves vaccination anxiety in patients with autoimmune liver disease
- ジコ メンエキセイ カン シッカン カンジャ エ ノ シンガタ コロナウイルスワクチン セッシュ ニ カンスル ジョウホウ テイキョウ ニ ヨル シンリテキ エイキョウ
この論文をさがす
抄録
<p>背景:Coronavirus disease 2019(COVID-19)に対し開発されたワクチンの有効性が報告されたが,併存症を有する症例への効果等の情報は限定的である.目的:COVID-19関連の情報提供が自己免疫性肝疾患患者のワクチン接種意識に及ぼす影響を検討した.対象・方法:自己免疫性肝疾患患者連続40症例を対象に「難治性の肝・胆道疾患に関する調査研究」班からのCOVID-19関連の公開文章がワクチン接種意識に及ぼす変化を評価した.結果:原発性胆汁性胆管炎15名,自己免疫性肝炎18名,その他7名であった.慢性肝炎34名,年齢中央値は62歳,女性33名であった.情報提供前後でワクチンを「接種する」は23名から34名,「(とても)不安」は29名から14名になった.結語:自己免疫性肝疾患患者のワクチン接種の自己決定を情報提供により援助できた.また,ワクチン接種に対する不安も軽減できた.</p>
収録刊行物
-
- 肝臓
-
肝臓 62 (10), 613-619, 2021-10-01
一般社団法人 日本肝臓学会
- Tweet
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1390008156666194688
-
- NII論文ID
- 130008101733
-
- NII書誌ID
- AN00047770
-
- ISSN
- 18813593
- 04514203
-
- NDL書誌ID
- 031731901
-
- 本文言語コード
- ja
-
- データソース種別
-
- JaLC
- NDL
- Crossref
- CiNii Articles
-
- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可