心肺停止による意識障害中に誤嚥した気道異物の1例
書誌事項
- タイトル別名
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- Intratracheal Foreign Body Aspiration During Consciousness Disorder due to Cardiopulmonary Arrest: a Case Report
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抄録
<p>背景.意識障害患者では気道異物の診断が困難な場合が多い.症例.50歳代,男性.急性心筋梗塞による心肺停止状態で当院に搬送.蘇生および経皮的冠動脈形成術後,誤嚥性肺炎遷延のために撮影された胸部CTで気道異物を疑われ呼吸器外科紹介.軟性気管支鏡で右主気管支に部分床義歯を確認し,スネア鉗子で除去し得た.結論.意識障害中に誤嚥し,診断に難渋した義歯の気道異物の1例を経験した.気管内腔に構造物を認めた場合は喀痰以外に気道異物を除外することが肝要と考えられた.</p>
収録刊行物
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- 気管支学
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気管支学 43 (5), 464-467, 2021-09-25
特定非営利活動法人 日本呼吸器内視鏡学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390008290063787008
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- NII論文ID
- 130008105737
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- ISSN
- 21860149
- 02872137
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可