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- 藤野 健
- Ken’s Veterinary Clinic Tokyo
書誌事項
- タイトル別名
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- レイチョウルイ ノ ウデ ワタリ : ソノ シンカ ト ヒト ニソク ホコウノウ カクトク エ ノ イギ
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抄録
新旧両世界の霊長類には特異なロコモーションである腕渡り Br が観察され互いに平行進化を遂げたものと考えられるが,尻尾利用の有無,鉛直線に対する体幹角度の変動,頭部-胸郭-骨盤間の回転位相差の発生,後肢伸展度に違いが見られ た.Br を行う全ての霊長類が程度の差はあるものの必ず二足歩行性 Bp を示す.アカアシドゥクラングール並びにキンシコウは四足歩行性 Q 並びに体長軸回りの反復回転性を伴う Br,Bp を併存し,Bp はヒト歩行に類似した胸郭と骨盤間の回転位相差を伴う.Q のサルが体長軸回りの反復回転移動性を伴う Br + Bp を獲得し水平方向への移動運動性を強め,ヒト上科祖先では既に Q を失い,後に小型類人猿は Br に,ヒトは Bp に特殊化し,一方大型類人猿は二次的な Q を獲得,強化したと考えた.
収録刊行物
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- バイオメカニズム学会誌
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バイオメカニズム学会誌 44 (2), 77-83, 2020
バイオメカニズム学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390008445626455424
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- NII論文ID
- 130008110655
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- NII書誌ID
- AN00334047
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- NDL書誌ID
- 030457792
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- ISSN
- 02850885
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可