展望・解説: ポリマーゲル線量計
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- 林 慎一郎
- 広国大
説明
近年,正常な組織へのダメージを低減しつつ腫瘍の形に合わせて線量を集中させて照射を行う強度変調放射線治療や定位放射線治療,あるいは陽子線や炭素線を用いた粒子線治療等の高精度放射線治療が可能になってきている。それに伴いその3次元線量分布を直接測定できる線量計の開発が求められており,その候補としてポリマーゲル線量計が注目を集めている。ポリマーゲル線量計は放射線照射によって誘起されるゲル中でのビニルモノマーのラジカル重合反応を利用した3次元測定が可能な線量計である。本稿ではポリマーゲル線量計の概要と筆者らのデータからその基礎特性を示し,現状での可能性と問題点,および今後の展望について紹介する。
収録刊行物
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- 放射線化学
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放射線化学 93 (0), 23-, 2012
日本放射線化学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390008445627426560
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- NII論文ID
- 130008112672
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- ISSN
- 21880115
- 02866722
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可