福井市非集約エリアの住宅地における空き地所有者の空き地の管理・活用実態

書誌事項

タイトル別名
  • Land use characteristics and landowner conditions of vacant land at non-intensive suburban detached housing sites in Fukui city

抄録

<p>本研究では、福井市を対象に、非集約エリアの空き地の多い住宅団地における土地利用特性と空き地所有者の管理活用実態を明らかにすることを目的とする。本研究で明らかになった主な内容を以下に示す。1)2009年と2019年の土地利用の変化を比較すると、調査を行った全て団地では6~7割の空き地は、2019年においても「空き地のまま(変化なし)」である。2)地権者の多くは「子供の居住地」として未利用地を入手したが、現在は所有地を売りたいと思っている地権者が多い。しかし、そうした土地の多くは売れない。3)以前未利用地を所有していた民間業者が倒産したり、土地が売れないため、たらい回しになりながら、未利用地の所有者が移り変わっていっている。</p>

収録刊行物

  • 都市計画論文集

    都市計画論文集 56 (2), 377-387, 2021-10-25

    公益社団法人 日本都市計画学会

参考文献 (3)*注記

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