書誌事項
- タイトル別名
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- Head movements and the psychological burden experienced by patients during main stretcher transportation as related to various pillow types
- メインストレッチャー ハンソウ チュウ ノ マクラ ノ チガイ ニ ヨル ジョウシャシャ ノ トウブ ノ ユレ ト シンリテキ フカ
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抄録
<p>目的:メインストレッチャー搬送中の傷病者の頭部の揺れを軽減するために,搬送中の枕の違いによる乗車者の頭部の揺れと,心理的負荷を明らかにすることを目的とした。方法:現在救急車内で使用している枕(A),考案作成した枕(B),頭部を固定した枕(C),衝撃吸収素材の枕(D)との比較実験を試みた。頭部の揺れ(前額部に装着したジャイロセンサーで角速度を測定し,回転角度を算出)と心理的負荷(VAS,唾液アミラーゼ活性値,アンケート)を測定した。結果:頭部の前後・左右方向の回転角度は,(B)および(C)が小さかった。心理的負荷は(B)が少なかった。結論:枕の形状や素材を検討することで,メインストレッチャー搬送中の乗車者の頭部の揺れを軽減することができる。そのことは,乗車者の心理的安定にもつながり,くも膜下出血患者の再出血予防にも効果的である可能性がある。 </p>
収録刊行物
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- 日本臨床救急医学会雑誌
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日本臨床救急医学会雑誌 24 (5), 645-653, 2021-10-31
一般社団法人 日本臨床救急医学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390008445628977920
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- NII論文ID
- 130008109226
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- NII書誌ID
- AA1124939X
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- ISSN
- 21879001
- 13450581
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- NDL書誌ID
- 031821559
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可