とぴっくす: 高分子捕集材等を用いた環境汚染除去技術の開発

DOI

抄録

福島原発事故で飛散した放射性物質による環境汚染を修復するため,高性能セシウム捕集材の創製研究を進め,セシウム吸着機能を持つ官能基を付加したグラフト重合捕集材,高いセシウム吸着選択性を有するタンパク質及びクラウンエーテル捕集材の開発に成功した。また,放射性物質を含む土壌の発塵を抑止しながら除去を行う実用的手法として,ポリイオン及びベントナイト(粘土)による土壌の固定・回収技術を開発した。本研究で開発した技術を用いて福島県飯舘村にてフィールド試験を実施した結果,優れた除染効果が確認され,当該技術の有効性が実証できた。

収録刊行物

  • 放射線化学

    放射線化学 93 (0), 31-, 2012

    日本放射線化学会

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390008445631119872
  • NII論文ID
    130008112675
  • DOI
    10.32157/jsrc.93.0_31
  • ISSN
    21880115
    02866722
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

問題の指摘

ページトップへ