高校柔道選手に発症した鎖骨遠位端骨折の1例

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抄録

症例は17歳女性,鎖骨遠位端関節軟骨は肩鎖関節に温存されるが,菱形靱帯および円錐靱帯の断裂を伴った,若年の鎖骨遠位端骨折を報告した.骨折形態はNeer分類TypeII,Nenopolous分類ではTypeII-bであった.肩鎖関節が温存され,若年であることを考慮して鏡視下円錐靱帯再建術を施行し良好な結果を得た.

収録刊行物

  • 肩関節

    肩関節 45 (2), 412-415, 2021

    日本肩関節学会

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