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- 芹川 智紀
- 元東北大学大学院 工学研究科
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- 門廻 充侍
- 東北大学 災害科学国際研究所
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- Anawat SUPPASRI
- 東北大学 災害科学国際研究所
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- 今村 文彦
- 東北大学 災害科学国際研究所
書誌事項
- タイトル別名
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- EXAMINATION OF CASUALTY EASTIMATION MODELS BASED ON THE VICTIM INFORMATION IN CASE OF THE GREAT EAST JAPAN EARTHQUAKE AT ISHINOMAKI CITY, MIYAGI PREFECTURE
説明
<p> 今後発生が懸念される巨大津波災害において,過去の災害の犠牲者情報を分析し,未来の災害の人的被害予測に活用することは重要である.本研究では,宮城県警察本部から提供された東日本大震災の犠牲者情報の,人的被害予測への応用を目的に,郵便番号単位で,犠牲者住所および遺体発見場所に基づく犠牲者率と浸水深の関係を検討した.その結果,人的被害の発生には,浸水深以外の要素が関連する可能性が示唆された.そこで,一般化線形および一般化線形混合モデルを用いた人的被害予測関数を検討した.その結果,土地利用形態を変数化することの有効性が示された.犠牲者の位置情報として遺体発見場所を用いた人的被害予測関数は,本研究で初めて検討され,今後の検討により発災時の人命救助や捜索活動への貢献が期待される.</p>
収録刊行物
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- 土木学会論文集B2(海岸工学)
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土木学会論文集B2(海岸工学) 77 (2), I_1069-I_1074, 2021
公益社団法人 土木学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390008465754890496
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- NII論文ID
- 130008113262
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- ISSN
- 18838944
- 18842399
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
- KAKEN
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可