2DH3DHybrid手法による海底地すべり津波挙動の基礎的検討

書誌事項

タイトル別名
  • FUNDAMENTAL STUDY ON TSUNAMI BEHAVIORS BY SUBMARINE LANDSLIDE USING 2DH3D HYBRID ANALYSIS METHOD
  • 2DH3DHybrid シュホウ ニ ヨル カイテイ ジスベリ ツナミ キョドウ ノ キソテキ ケントウ

この論文をさがす

抄録

<p> 東日本大震災以来,日本では原子力発電所の津波防災の強化が求められている.より安全側な津波対策のため,地すべり等に起因する非地震性津波の考慮が必要である.まず,米山らの2DH3DHybrid手法(以下Hybrid手法)を用いて既往実験の再現計算を行った.Hybrid手法は,時刻歴波形を3D解析と同様の精度で再現し,計算時間を大幅に短縮して解析可能であるため,地すべり津波解析に対する有効性が示された.続いて,津波波高に特に影響を与える地すべりパラメータの選定を目的として同手法による数値実験を行った.その結果,発生水深の浅い地すべりであるほどより規模の大きな津波を引き起こすこと,地すべり塊体積が津波規模に特に大きな影響を与えること,が考えられる.</p>

収録刊行物

参考文献 (3)*注記

もっと見る

関連プロジェクト

もっと見る

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ