内反小趾を合併した外反母趾に対する低侵襲手術の治療成績
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Description
<p>内反小趾は比較的稀な疾患であり,外反母趾(HV)に合併することがある.今回内反小趾を合併した外反母趾に対する低侵襲手術の治療成績について検討した.内反小趾を合併した外反母趾に対して母趾及び第5趾に中足骨遠位直線状骨切り術(DLMO)を施行した7例9足(男性2例,女性5例)を対象とした.術前,最終経過観察時の荷重位単純X線にてHVA,IMA,内反小趾角,M4M5角を評価し,臨床評価は術前,最終経過観察時のJSSF scoreを調査した.HVAは術前32.1度から最終観察時10.5度,IMAは12.4度から4.7度,内反小趾角は21.7度から5.1度,M4M5角は11.1度から4.4度に有意に改善した.JSSF scoreは母趾が術前60.7点から最終観察時92.7点,第5趾が術前66.4点から最終観察時95.4点と有意に改善した.内反小趾を合併した外反母趾に対する同時手術の治療成績は良好であり,低侵襲手術が有用である可能性が示唆された.</p>
Journal
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- Orthopedics & Traumatology
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Orthopedics & Traumatology 70 (3), 518-521, 2021-09-25
West-Japanese Society of Orthopedics & Traumatology
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Details 詳細情報について
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- CRID
- 1390008553560474880
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- NII Article ID
- 130008115796
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- ISSN
- 13494333
- 00371033
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- Text Lang
- ja
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- Data Source
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
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- Abstract License Flag
- Disallowed