この論文をさがす
説明
<p>足関節外果骨折に対して症例を選び抗滑走プレートを用いて手術治療を行い,良好な結果を得ているので報告した.症例は18例で,性別は男性6例,女性12例,年齢は平均60.5歳であった.骨折型はLauge-Hansen分類4)に従うとSER stageⅡ:3例,stageⅣ:14例,PA:1例であった.尚,同期間にlag screwを併用した外側(中和)プレート法にて固定を行った症例は313例であった.全例において解剖学的整復が得られており骨癒合が得られた.プレートやスクリューの折損やゆるみは認められなかった.最終的に評価できた12例のJOA scoreは平均92.2であった.本骨折に対しては外側(中和)プレート法にて殆どの症例が固定可能であるが,骨質が極端に不良である症例や骨折部の粉砕が強い症例ではlag screwにて安定した固定が得られない場合がある.そのような症例には抗滑走プレート法は有用な固定方法であると考えられた.</p>
収録刊行物
-
- 整形外科と災害外科
-
整形外科と災害外科 70 (3), 582-584, 2021-09-25
西日本整形・災害外科学会
- Tweet
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1390008553561637376
-
- NII論文ID
- 130008115774
-
- ISSN
- 13494333
- 00371033
-
- 本文言語コード
- ja
-
- データソース種別
-
- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
-
- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可