浅水状態の粗配置桟粗度上で生じる三角状水面波列に対するソリトン解の適用

書誌事項

タイトル別名
  • APPLICATION OF SOLITON SOLUTION TO TRIANGULE-SHAPE WATER SURFACE WAVE SEQUENCE WITH SPARSELY DISTRIBUTED STRIP ROUGHNESS IN SHALLOW WATER

抄録

<p> 急流河川では,洪水時に水面波が急峻な三角状となる三角状水面波列が発生することが報告されている.この大振幅の水面波列は河川構造物等へ損傷を与えることが懸念されている.東川ら(2019)は三角状水面波列がソリトン共鳴により発生する可能性が極めて高いことを指摘した.この検討ではソリトン共鳴の伝播方向が流れ方向に対し傾いていると仮定し,修正されたMilesの解を用いた.本論文ではこの仮定を修正することにより,桟粗度流れで発生するソリトンに対する解を導出することを目的とした.結果,新しく導いた解は東川(2019)よりも実験値とよく一致した.また,三角状水面波列がソリトン共鳴により発生していることを確認した.</p>

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参考文献 (14)*注記

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