書誌事項
- タイトル別名
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- A Case of Spontaneous Splenic Rupture Successfully Treated by Transcatheter Embolization
- ケイ カテーテルテキ ドウミャク ソクセンジュツ ガ ユウコウ デ アッタ シゼンヒハレツ ノ 1レイ
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抄録
<p>症例は67歳,女性。左側腹部痛を主訴に救急搬送された。バイタルサインは安定しており,左側腹部に圧痛を認めたが,反跳痛は認めなかった。腹部CT検査でS状結腸の拡張と便塊およびガス貯留を認め,便秘による腹痛と診断した。摘便で腹痛は軽減傾向となったが,経過観察目的に入院となった。第2病日に貧血が進行し,造影CT検査で左上腹部に液体貯留を認め腹腔内出血と診断したが,出血源は同定できなかった。第3病日にさらに貧血が進行したため,再度造影CT検査を施行したところ,脾臓背側に楔状の裂傷を認め,脾破裂と診断した。Transcatheter arterial embolization(以下,TAE)による止血術を行い,その後貧血の進行は認めなかった。外傷歴はなく,悪性腫瘍,血液疾患,ウイルス感染症は原因としては否定的であったため,最終的に自然脾破裂と診断した。その後も脾破裂の再燃なく経過している。今回われわれはまれな自然脾破裂に対し,TAEによる治療が有効であった1例を経験したので報告する。</p>
収録刊行物
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- 日本腹部救急医学会雑誌
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日本腹部救急医学会雑誌 41 (4), 241-244, 2021-07-31
日本腹部救急医学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390008786425664128
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- NII論文ID
- 130008124425
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- NII書誌ID
- AN10426469
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- ISSN
- 18824781
- 13402242
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- NDL書誌ID
- 032468098
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可