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- 大橋 恵
- 東京未来大学
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- ターン 有加里ジェシカ
- 東京大学 日本学術振興会
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- 藤後 悦子
- 東京未来大学
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- 井梅 由美子
- 東京未来大学
書誌事項
- タイトル別名
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- Factors for Mothers to Continue Team Support in Elementary School Children’s Community Sports: Effects of Sports Harassment and the Justice Sensitivity
抄録
<p>小学生の地域スポーツは気軽に子どもがスポーツに参加できる点で有意義だが,運営には保護者によるサポートが欠かせず,負担感が強く訴えられている。本研究は,保護者の関わりが必須である小学生対象の地域スポーツでの,母親によるチームのサポート行動についてワークモチベーションの観点から検討するために,地域スポーツに参加中の小3~6年生を持つ母親800名を対象にオンライン調査を行った。先行研究でいくつかの要因がワークモチベーションの規定因として挙がっているが,本研究では,待遇,具体的にはチームの仕事量とその負担感を中心に取り上げた。</p><p>パス解析の結果,チームのための物理的な仕事量に加え,チーム内ハラスメント量,チームへの参加不満足が母親の負担感を高め,それが今後の参加意欲を低めていた。女児では,チームの競技レベルの高さと指導者ハラスメント量もまた負担感を高めた。さらに,男児と女児の双方において,チームのサポートの負担感と今後の参加意欲の関係に,公正感受性が調整変数として働くことが示された。</p>
収録刊行物
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- 日本心理学会大会発表論文集
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日本心理学会大会発表論文集 84 (0), PC-030-PC-030, 2020-09-08
公益社団法人 日本心理学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390008841536028544
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- NII論文ID
- 130008126606
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- ISSN
- 24337609
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可