母と子の精神神経内分泌免疫学

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  • Psychoneuroendocrinoimmunology in mother and child

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抄録

<p>心理学において,母子関係は多くの研究者の興味を惹きつけてきた。心理学以外の学問領域においても多くの研究が行われており,母と子の関係が胎児期だけでなく出生後の子どもの発達あるいは母親の健康状態などに大きな影響を与えることが知られている。これらの研究により,他の研究テーマの例に漏れず,母子関係においても心理社会的要因と生物医学的要因が相互に作用していることが明示されており,精神神経内分泌免疫学(PNEI)における重要なテーマである。しかし,研究知見に一貫性がないものもあり,未だ研究疑問が多く存在する。本シンポジウムでは,PNEI領域における母と子の関係に関する研究を取り上げ,最近の研究動向を概観するとともに,今後の課題や研究の意義について議論する。</p>

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