大気中酸素濃度の時空間分布の変動から分かること
書誌事項
- タイトル別名
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- What do spatio-temporal variations in the atmospheric O2 concentration tell us?
抄録
<p>大気中の酸素濃度は、植物の光合成による生産、生態系の呼吸による消費、化石燃料の燃焼による消費、大気-海洋間の交換と大気輸送によってよって決まる。したがって、大気中の酸素濃度の時空間分布の変動を観測できれば、上記の各プロセスに対する情報を得る可能性がある。例えば、大気中酸素と二酸化炭素濃度の経年変化を精密に測定することで、化石燃料起源二酸化炭素の陸域生物圏および海洋への吸収量を定量的に求めることができる。さらに、酸素と二酸化炭素濃度の和として定義される大気ポテンシャル酸素(APO)を導入することで、大気-海洋間のガス交換についての情報を効果的に抽出することができる。国立環境研究所では地上サイトや貨物船を用いて大気中の酸素濃度広域観測を進めてきた。こうした観測結果から明らかになった全球炭素収支や、大気-海洋間のガス交換等の結果について報告する。</p>
収録刊行物
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- 日本地球化学会年会要旨集
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日本地球化学会年会要旨集 68 (0), 157-, 2021
一般社団法人日本地球化学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390008918661582464
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- NII論文ID
- 130008129639
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可