アジアモンスーン域における地形と地表面状態が雲降水に及ぼす影響の理解

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タイトル別名
  • Understanding the impact of orography and land surface conditions on cloud and precipitation over the Asian monsoon region

抄録

<p>アジアモンスーン域における水の循環を理解するためには、マルチスケールの降水変動を理解する必要がある。特に、熱帯アジア域においては、季節平均的な降水変動や年々変動などを理解する上で、より短い時間スケールの降水量変動を理解する必要がある。本発表では、その一つである降水の日周期変化に注目する。 雲降水の日変化は、地形や海陸分布の影響を強く受けることはよく知られている。大気循環場の季節内変動・季節変化などにより、地形の影響もそれに関連して変化する。また、人為的な土地利用の変化、季節的な地表面の土壌水分の違いなど含めた地表面状態は、地表面フラックスを通して、大気の構造を変化させることで、雲降水を変調する。また、雲降水の変化によりさらに、地表面状態が変化するため、大気陸面相互作用の観点による研究が必要である。</p>

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390009084483590272
  • NII論文ID
    130008137924
  • DOI
    10.11520/jshwr.34.0_102
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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