Establishment and Evolution of Sexuality in Angiosperm: Specificity of Plants Driving Sexual Diversities

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Other Title
  • 被子植物における性の成立と進化
  • 被子植物における性の成立と進化 : 性の多様性を駆動する「植物らしさ」とは?
  • ヒシショクブツ ニ オケル セイ ノ セイリツ ト シンカ : セイ ノ タヨウセイ オ クドウ スル 「 ショクブツ ラシサ 」 トワ?
  • 性の多様性を駆動する「植物らしさ」とは?

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Abstract

<p>「性」は動植物を問わず,遺伝的多様性を維持するための根幹機構である.しかし,動物に代表されるような画一的な性決定システムとは対照的に,植物は,祖先型である両全性から系統独立的に何度も性の成立・逸脱を繰り返してきた.植物の遺伝的な性に関する研究は100年以上に及ぶが,性別決定因子はまだ数えるほどしか発見されておらず,その制御機構や進化過程も多くが謎に包まれている.いまだ黎明期にある植物の性決定研究であるが,そのシステムの多様性のなかにあって,植物特異的な性質や歴史から垣間見える「一般性」も確かに存在するようであり,本稿では,植物性決定因子の発見に関する最新の知見の中から,その多様性を駆動する仕組みについて考える.</p>

Journal

  • KAGAKU TO SEIBUTSU

    KAGAKU TO SEIBUTSU 59 (1), 23-29, 2021-01-01

    Japan Society for Bioscience, Biotechnology, and Agrochemistry

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