書誌事項
- タイトル別名
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- A Review of the theory development on Loss, Separation, and Greif in the Europe and United States
- テンボウ : オウベイニオケル「ソウシツトブンリ、ヒタン」リロンノテンカイ-ホケンフクシリョウイキニオケルシンリガクテキコウケンノカノウセイ-
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抄録
今日、生と死をめぐる諸問題が国民的関心を引き、ターミナル・ケアや死別研究などの学際的研究が飛躍的に増加している。これらの諸問題を心理学の視座から鳥瞰すると「喪失と分離、悲嘆」論の主題として理解することができる。この領域は欧米では多くの研究が積み重ねられてきたが、わが国では緒に就いたばかりである。そこで、まず喪失論に関連する、欧米での主要な研究を歴史的に展望し、その概観を把握することが不可欠と思われる。このような問題意識の下に、本論では、(1)精神分析の臨床と喪失論、(2)母性剝奪と愛着理論、(3)死別と悲嘆研究の展開、(4)死にゆく過程と準備悲嘆、という4領域に整理・区分し、その理論的成果と歴史的展開を素描することを試みた。加えて、喪失と分離、悲嘆という心理学的主題が、医療・保健・福祉の領域に貢献しうる可能性を示唆するものである。
収録刊行物
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- 岡山県立大学保健福祉学部紀要
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岡山県立大学保健福祉学部紀要 1 1-10, 1994
岡山県立大学保健福祉学部
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390009223475918336
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- NII論文ID
- 110009426535
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- NII書誌ID
- AN10488896
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- ISSN
- 13412531
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- IRDB
- CiNii Articles