書誌事項
- タイトル別名
-
- ダイニ ゲンゴ ノ シュウトク ジョウ デ リカイ スル モホウ
- Understanding Imitation in Second Language Acquisition
この論文をさがす
抄録
type:P(論文)
第二言語の習得にあたり、言葉を真似るという勉強法は何十年にも亘り根付いているが、その活用方法も近年、変わってきている。実際、この勉強法を活用するか否かということはSLAにおいて理論上、重要な役割を占めています。また、この勉強法は二十世紀において、第二言語習得者に与えた影響も少なくないといえよう。近年、特に今世紀最初の十年に新しい取り組みがL2習得者の中で、「模倣」いわゆる真似る規則というものが確立されつつあり、その大半が総合的な機能を果たす社交文化的アプローチという理論に基づいたものに影響を受けているといえる。また、最近は「模倣」による表現を使ったSLA研究にも注意が向けられている。この論文はそれらをより詳細に分析するもので、「模倣」を使った表現とこれらの研究において、歴史的にも、過去に最も注目された研究(2000-2010)を詳細に分析したものである。これらを総合的に考察することでSLAでの全体的な取り組みと「模倣」の研究が理論を構築する上で中核に位置し、且つ、普及していることが読み取れる。最後にこれらの「模倣」というメソッドはこれまでにも研究されてきたものであり、それ自体に多くの可能性があることを意味し、また研究分野として新しい議論を呼べるものである。
収録刊行物
-
- 神戸女学院大学論集 = KOBE COLLEGE STUDIES
-
神戸女学院大学論集 = KOBE COLLEGE STUDIES 58 (1), 1-11, 2011-06-30
dummy publisher
- Tweet
キーワード
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1390009224650382848
-
- NII論文ID
- 110008791374
-
- NII書誌ID
- AN00085725
-
- ISSN
- 03891658
-
- NDL書誌ID
- 11179484
-
- 本文言語コード
- en
-
- データソース種別
-
- JaLC
- IRDB
- NDL
- CiNii Articles