算数科授業実践を指向した第一期算術国定教科書に関する一考察

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タイトル別名
  • Mathematics of teaching practice-oriented first one period national textbook for arithmetic
  • サンスウカ ジュギョウ ジッセン オ シコウ シタ ダイ1キ サンジュツ コクテイ キョウカショ ニ カンスル イチ コウサツ
  • Mathematics of teaching practice-oriented first one period national textbook for arithmetic

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抄録

教科書を分析するには様々な問題が横たわっているため,客観的に分析する事は極めて困難である。そこで,我が国初の算数科国定教科書である第一期国定教科書について,その教材の内容を構成する原理について離散量に関わる全数に制限して議論を展開する。その際,数え主義として有名な藤原利喜太郎とタンクとクニルリングの数え主義について述べ,さらに第一期国定教科書の内容を構成する原理である数計算について整理する。そして,その批判形成について触れながら,現在の数教育の特徴を見る鏡として,数え主義に立ちかえり第一期国定教科書のそれについて整理する。

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