山形大学における教員養成プログラムについての研究(その1) : 新授業科目「教材開発研究(算数)」の試行と実施

書誌事項

タイトル別名
  • Research of teacher training program in Yamagata University (1)
  • ヤマガタ ダイガク ニ オケル キョウイン ヨウセイ プログラム ニ ツイテ ノ ケンキュウ ソノ 1 シンジュギョウ カモク キョウザイ カイハツ ケンキュウ サンスウ ノ シコウ ト ジッシ
  • Research of teacher training program in Yamagata University (1)

この論文をさがす

抄録

山形大学教育学部の地域教育文化学部への改組(注1)に伴い,アカデミックからプロフェショナルへというスローガンのもと,大学生の授業実践カの向上を目指した学部学科の授業内容の見直しが図られ,実践的な教材開発型の授業科目として「教材開発研究(算数)」が新設された。その教材開発研究(算数)の授業内容をどのようなものにすべきか。その問いに答えるために,平成16年度より小学校教員志望の学生を対象にした授業(主として算数科に関わる授業)を用いて臨床的に試行を重ねてきた。それらの試行結果と平成19年度の本実施の結果から次のことが分かった。教材開発型の演習は,①算数の内容の深い理解,②学生の意欲向上,③教員採用試験対策といった点で有効である。一方,今後の課題として大学生の過度な時間的負担をどのように軽減するか,また教職大学院との連携をどのように図ればより効果的かといった課題が残された。

収録刊行物

関連プロジェクト

もっと見る

キーワード

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ