副詞「よく」の意味を規定する基準のあり方
書誌事項
- タイトル別名
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- A Study of the Criteria for Defining the Meaning of the Adverb yoku
- フクシ 「 ヨク 」 ノ イミ オ キテイ スル キジュン ノ アリカタ
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説明
本稿では、副詞「よく」の程度・頻度・評価の意味を規定する文脈情報に注目した。程度や頻度の「よく」は、「よくP」という到逹日標としてその事態の達成・実現を述べる。このとき、「よくP」は事態の逹成・実現が到逹日標であるとともに評価の基準であるため、事態の逹成・実現の可否を述べるものとなるが、事態の逹成・実現について発話時の前提をもとに期待されるあり方と対比されたとき、評価の意味が生じることがわかった。
収録刊行物
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- 名古屋大学国語国文学
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名古屋大学国語国文学 113 216-203, 2020-11-10
名古屋大学国語国文学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390009224657211904
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- NII論文ID
- 120006952280
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- NII書誌ID
- AN00180453
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- HANDLE
- 2237/00033266
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- NDL書誌ID
- 030787254
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- ISSN
- 04694767
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- departmental bulletin paper
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- データソース種別
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- JaLC
- IRDB
- NDLサーチ
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用可