書誌事項
- タイトル別名
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- Recurrent Hepatitis B Following Recurrence of Hepatocellular Carcinoma after Living Donor Liver Transplantation
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説明
肝移植後のB型肝炎の再発は移植成績を低下させる. 生体肝移植後に肝細胞癌再発を認め,その後B型肝炎の再発を認めた2例を経験したので報告する. いずれもミラノ基準を超えた肝細胞癌とB型肝炎による非代償性肝硬変に対する生体肝移植後であった. B型肝炎に対する免疫グロブリンと核酸アナログが投与され, B型肝炎の再発予防が行われ, いずれも血中のB型肝炎は検出できないレベルでコントロールされていた. 肝細胞癌はそれぞれ移植後5ヶ月, 13ヶ月後に再発し, 放射線療法と化学療法が施行された. 抗ウイルス療法にもかかわらず, 再発肝細胞癌に対する治療中にB型肝炎のDNAレベルは上昇した. HBs 抗原陽性のレシピエントにおいては再発肝細胞癌の治療の間, B型肝炎再発予防を十分注意しながら行う必要がある.
収録刊行物
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- 福岡醫學雜誌
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福岡醫學雜誌 104 (10), 376-382, 2013-10-25
福岡医学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390009224764291456
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- NII論文ID
- 120005372183
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- NII書誌ID
- AN00215478
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- DOI
- 10.15017/1398607
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- HANDLE
- 2324/1398607
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- NDL書誌ID
- 025354732
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- ISSN
- 0016254X
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- PubMed
- 24511669
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- 本文言語コード
- en
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- データソース種別
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- JaLC
- IRDB
- NDL
- PubMed
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用可