現代日本語における公的場面で行われる談話に関する言語資源の現状と開発

書誌事項

タイトル別名
  • The present situation and development of language resources about public discourse in modern Japanese

説明

会議名: 言語資源活用ワークショップ2017, 開催地: 国立国語研究所, 会期: 2017年9月5日-6日, 主催: 国立国語研究所 コーパス開発センター

過去数年,語彙や日常会話などを中心とするコーパスが盛んになりつつある。だが,公的場面(例えば,ディベート,講演,法廷,国会会議など)で行われる談話を扱う言語資源が単一的であり,なかなかコーパスに入れないという現状となっている。また,深澤・ヒルマン小林(2011)は「パブリックスピーキング」という用語を提出・定義した上で,「社会性および専門性の高い言語行動を行うためには,単なる『会話』だけでなく,公的な性質を持つ口頭コミュニケーションである『パブリックスピーキング』(Public Speaking)の能力が不可欠である」(p. 30)という課題も提示されている。このことから,公的場面におけるコミュニケーションのあり方を探る価値があると思われる。したがって,本研究では,公的談話をジャンルごとに分類したうえで,言語資源ないしコーパスを構築する試行を検討する。

source:http://pj.ninjal.ac.jp/corpus_center/lrw2017.html

identifier:九州大学

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ