書誌事項
- タイトル別名
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- Alluding to Attitude through Exemplification : Quotation Marker mitai-na in Japanese Conversation
- タイド オ ホノメカス レイジ : ニホンゴ インヨウ ヒョウゲン 「 ミタイ ナ 」 ノ ブンセキ
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説明
本研究では,日本語の会話において,なんらかの発話を引用し,「みたいな」が置かれるような発話を分析する。従来,このタイプの発話についてはいくつかの研究がなされてきているが,多くの場合自然会話のデータは用いられておらず,実際の会話における参与者が何をするためにこうした発話を用いるのかということは十分には明らかになってきていない。そのため本研究では,国立国語研究所で現在構築中の『日本語日常会話コーパス』モニター公開版を利用し,会話分析の手法によって,上記のタイプの発話を分析する。分析の結果,以下のことがわかった。自分の発話に続けて発話する場合,語った事態や出来事に関して自分がどのような態度をとっているかが表出される。他の人の発話に続けて発話する場合,その参与者が語った事態や出来事に関する聴き手の理解を例証する。これらにより,なんらかの語られた事態や出来事に,可能な反応の形で続きを付け加えることで,事態や出来事についての態度を提示する方法になっており,態度を明示的に記述することなく言及することで,語り手と聴き手が出来事や事態からそれぞれ同じ態度へと至ることが目指されていると考えられる。
収録刊行物
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- 国立国語研究所論集
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国立国語研究所論集 (20), 149-169, 2021-01
国立国語研究所
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390009224768535040
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- NII論文ID
- 120006952158
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- NII書誌ID
- AA12536262
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- ISSN
- 21861358
- 2186134X
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- NDL書誌ID
- 031306859
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- IRDB
- NDLサーチ
- CiNii Articles
- KAKEN
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用可