体験の質的変化による、総合的な学習における体験プログラムの作成

DOI HANDLE Web Site オープンアクセス

書誌事項

タイトル別名
  • Creating an experiential program for “Integrated Study” by qualitative change of the experience
  • タイケン ノ シツテキ ヘンカ ニ ヨル 、 ソウゴウテキ ナ ガクシュウ ニ オケル タイケン プログラム ノ サクセイ

この論文をさがす

抄録

次期学習指導要領の改訂を控え、平成28年8月には、中央教育審議会初等中等教育分科会教育課程部会教育課程企画特別部会における論点整理では、「これからの教育課程には、社会の変化に目を向け、教育が普遍的に目指す根幹を堅持しつつ、社会の変化を柔軟に受け止めていく「社会に開かれた教育課程」としての役割が期待されている。」と報告された。この「社会に開かれた教育課程」の軸として中心的な役割を果たすのが、総合的な学習の時間である。総合的な学習の時間では、実社会・実生活と向き合う体験を重視されている。まさに、学校生活と実社会・実生活を、豊かな体験でつなぐ領域と言えよう。本稿では、先行研究を踏まえ、総合的な学習における体験を、子どもの認識や対象とのかかわり方の視点から捉え直し、その質的な変化による体験プログラムを作成し、実践を通してその妥当性を検証することを目的とする。

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ